FRAME

JAMISのすべてのフレームとフォークは、スポーツ自転車における強度規格、ISO4210をクリアするように作られる。この耐久試験は、継続的に行われている。場合によってはこれら規格をはるかに上回る強度を持たせることもある。ペダリングによるねじれを始め、あらゆるポイントにおける強度、そして歪みへの変化率などを調べ、固定したフレームやフォークに大きく加重した状態で過酷な試験を実施していく。さらにモデルチェンジの折には、重りを取り付けたフレームを高みから落下させると言う破壊試験を行っている。破壊試験は強度を図るシンプルな方法ではあるが、製作されたばかりのフレームとフォークへの破壊検査も重要なパートを占めている。特にカーボンフレームは、一本ずつ重量を量ることで樹脂の過不足を判断し、重要な6箇所について、積層状況を確認しながらの剛性を測定する。各部のたわみは、JAMISにおける標準値から5%以内に収まっていることを確認する。JAMISが造るフレームの一本一本すべてが、これら試験により私たちの厳格な製造基準を満たすことを保証した上で出荷される。これもJAMISバイクが誇る性能の一つである。

JAMISテクノロジー
JAMISテクノロジー

near net molding logo
near net spv logo

一般にカーボンフレームは、カーボンシートを重ねて積層したものをフレーム型に敷き、熱をかけて成形する。Near Net Moldingは、カーボンフレームの主要部分(ヘッドチューブ・BB・シートチューブ)を、シリコンの軸を用いて成形。これらをフレーム状に配置し、内部から圧力をかける心材=ブラダー内には、ポリスチレンのコアが使われる。成形のために過熱されると、内圧を保ったままこのポリスチレンコアは溶け流れ、内側表面が滑らかに保たれたカーボンフレームが完成する。内側表面が滑らかであるというのは、成形に必要のない余分な樹脂が外に押し出され、狙った厚みが保たれている。さらに言えば、シワや凹凸など余分な重量を増やし強度を下げる原因を排除できるということである。そのため設計した理想的な形状にするNear Net Molding。さらに進化させる製法が、Near Net PSVである。これはカーボンシートを重ねる積層の際、真空状態にて行い、カーボン積層内にある空気を押し出す。これにより、積層内の空気は限りなく0に近くなり、カーボンは理想的な積層状況、すなわち設計理論に即した高強度軽量なカーボンとなるのだ。JAMISのトップモデルXENITHシリーズに採用される技術である。


SYNTHESIS logo

2年の製作期間と数多いテストの末、完成したアルミ素材を使用する最高峰のフレーム、SYNTHESIS(シンセサイズ)。カーボンフレームに肉薄する走行性能、そして重量。加え、金属フレームにしかない耐久性とコストパフォーマンスを実現する、JAMISならではのアルミフレームである。


REYNOLDS logo

JAMISは、クロモリという素材の性能を信じている。滑らかな乗り心地と耐久性を始めとする自転車素材として、時代を超える魅力が備わっているからだ。そのクロモリパイプには、歴史ある英国パイプメーカー、REINOLDS社のものを使用する、最高グレードの631、クロモリの特性を味わえる520、そして4130クロモリバテッドチューブの3種である。


SST
SSD

1988年から続くSST(Size Specific Tubing)は、SSDの核となる考え方。メインチューブ、シートステーの太さをサイズごとに太く、または細くすることで、全体の剛性や乗り心地をより同じくする。SSTは、それぞれのモデルに託された新の走り心地を、体現する技術である。SSDは、全てフレームサイズが同じのり味であるべきであるという下記のSSTを更に推し進めるためのものであり、4種のBBドロップ(フレームにおけるBBの位置)と3種のチェーンステー長を使い(下図)、異なるサイズでも変わらないフレームの走りを作り出す。例えば身長の高いライダーはクランクも長くなるもの。それにBBドロップも対応させないと、ライダーの位置は理想よりも高く、あるいは低くなってしまい、バイクの乗り心地を大きく左右してしまう。加えて異なるオフセットのフォークを3種用意し、サイズごとに最適なものを利用しているのも特徴である。

SST.SSD

Femme logo

女性のためにアレンジされたライン。身長の低い女性にも乗りやすいジオメトリーのアレンジ、からだに触れる部品を女性専用パーツとしてコンポーネント、フレーム剛性やパイプ径などにも、女性の体格のために配慮され、JAMISの性能を余すところなく味わえる。


3VO

Speedgoat DesignsのベテランChris Currieによって設計。3VO(Three Variable Optimize)システムは、あらゆる条件において妥協のないサスペンションの動きと最適化されたペダリングが可能。 3VOサスペンションプラットフォームを利用し、Jamis社内設計チームによる2年間の開発期間を経て完成した。 3VOはエンデューロに必要な下りの速さと安定性、上りにおける登坂性と最適なペダリングをデュアルステージ・レバレッジ・レート、アクスルパス、仮想ピボットにより手に入れた、JAMISが提唱する新しいシステムである。

3VO 設計イメージ

OTHER

Echanced Compliance Offset logo

Echanced Compliance Offsetの略。フォークの振動吸収性を高めつつ、確かなコントロール性をキープするフォーク設計である。フォークブレード全体を前に出したことにより、路面からの振動をより多く吸収する特性をもたせ、ハブ軸を後方に寄せ、ハンドリング性能を決定するトレール値を通常のフォークと同様にした。


BOOST148 logo

現在MTBでの一般的なエンド幅、142mmに、6mmをプラスして148mm幅としたのがBOOST148だ。これはリアハブのフランジ幅を広げてスポークの組み角度を大きくすることで、さらに剛性高く組まれたホイールが装備可能となる。


TIREプラス規格 logo

太めのタイヤを履く『プラス』規格。太めのタイヤには、多くの空気量=エアーボリュームがある。このため空気圧を下げてもパンクせず、やわらかなタイヤがしっかりと路面をつかむ。上りでさらにトラクションを高め、ドロや岩場など不安定な路面でも安定したグリップ力を発揮する。


BB86evo logo

BBスピンドルの直径30mmのままに、全体の幅を86.5mmまで広げたBBシステム。Qファクターを変えずにBB周りの剛性を高められたことに加え、デザインの自由度も上げることが可能となった。


PRESS FIT 30BB

BBスピンドルの直径30mmまで太くし、ベアリング全体の直径も上げたことにより、ベアリングとハウジング接触面での回転抵抗を下げ耐久性を高めるBBシステム。


Adaptive Cable Entry logo

Adaptive Cable Entryの頭文字をとった、変速ケーブルや電動変速のワイヤーをフレーム内臓にするためのシステムである。将来的にアップグレードを見越したライダーのため、それぞれに対応するグロメッとを付属。


ENDURO logo

BBの回転を担うベアリングの滑らかな動きを実現するために、アメリカ製『ENDURO』社製のベアリングを採用。これはリテイナーの表面積を増やしたことで耐荷重性を、一般より35~45%アップ。さらにベアリングの両脇をシールで防護し、グリスの流出を90%防いでいる。


ATS logo

独自のステム高調整システム、ATS(Adjustable Threadless System)。従来型のステムとスペーサーではなく、特殊シムとステムを利用し、シム自体がヘッドセットを抑える仕組み。これによりステムの高さを、ヘッドを緩めることなく60mmの範囲で自由にそして細かく調整できる。従来型のステムでは難しかったミリ単位での好みのステムの高さ調整、さらに専門技術を必要としないポジション調整が可能になる。サドル高とステム高を合わせて最適な位置へと細かく調整できる。


Adaptation Table

身長とサイズ適合表

※適応身長はあくまでも参考値であり、適合を保証するものではありません。サイズの選定については必ずJAMIS正規販売店にてご相談ください。


Geometories

ジオメトリ図
  • A = SEAT TUBE
  • B = EFFECTIVE TT LENGTH
  • C = HEAD TUBE ANGLE
  • D = SEAT TUBE ANGLE
  • E = CHAINSTAY
  • F = WHEELBASE
  • G = FORK RAKE
  • H = BOTTOM BRACKET DROP/HEIGHT
  • I = HEAD TUBE
  • J = STANDOVER
  • K = STACK
  • L = REACH

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